>> 対話型 Q&A 中高No.3 >>
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Case3. 受験時に帰国か、高校編入で帰国かで迷う男子。現地校に5年以上在籍。
■ 登場人物
生徒、もしくはご父母 LEO 吉澤
Q1
父親の仕事の関係で、高校受験時に帰国すべきか、高校途中(多分、高1で)で帰国し、編入試験を受けるべきかで迷っています。

A1
高校受験の場合は、お父さんより一足早く帰国するというわけですね。もちろん、高校受験のほうが選択肢も多いですし、より多くの学校を受験可能です。どういう学校を志望していますか?

Q2
はっきり決めていませんが、将来は、早稲田大学か慶應義塾大学といった大学に進学したいので、できたら付属校に入りたいと思います。また、ICU高校にも魅力を感じています。

A2
なるほど。ICU高校受験と、早稲田慶應付属校受験では、大分勉強の仕方が変わってしまいますね。というより、早慶付属校のための受験勉強を、かなり早くから始めなくてはいけないことになります。ICUに関しては、書類審査も大きな比重を占めますので、現地校での成績を良くしておくことが重要です。そして、早慶付属校では、編入試験を実施しませんから、高校受験をする以外にありません。

Q3
早慶付属校の入試問題は、一般入試と同じものですよね。こちらには、塾とかありませんので、かなりきつそうです。

A3
確かに甘くはありません。かなり早くから、受験に備えている人もいます。また、すでに帰国して、日本の中学校に通いながら、一般生とともに塾通いしている人もいますので。

Q4
僕の場合は、高校受験に決めたとしても、帰国は冬になります。そこからでは間に合いませんよね?

A4
その時期から受験勉強では、早慶付属校は間に合いません。少なくとも夏休みから強く意識して始めないと無理でしょう。考えてみてください。一般生にとってもあの問題は厳しいのです。夏休みからは、塾に通いつめて、それでも間に合う人と、届かない人が出るのですから。

Q5 ちょっと暗くなってきました。高校受験に決める場合は、相当早くから日本の受験勉強をしなくてはならないことが分かりました。
A5
ちょっと発想を変えてみてはどうですか。どうしても受験のことを考えると、高校受験にしか目がいかなくなってしまいますよね。それはもっともなことです。でも、ちょっとその先のことを考えてみましょう。

先ほど、将来は、早稲田大学か慶應義塾大学といった大学に進学したいとおっしゃいましたよね。つまり、最終的にそれらの大学に進学すればいいわけですよね。そしたら、目先の受験ではなく、大学受験を考えてみたらどうでしょうか?

LEOでは、高校受験でLEOを利用してくれた人が、高3になって、今度は大学受験のために来てくれる人が、毎年たくさんいます。ICU、学芸大付属大泉、桐朋女子、成蹊、都立国際などに進学した生徒たちです。彼らは、十分高校生活をエンジョイして、大学受験で、早稲田大学、慶應義塾大学や上智大学を狙います。そして、相当の確率でこの3つの中のどれかに進学していますよ?つまり、高校受験で早慶付属校に入れなくとも、大学受験で早稲田大学や慶應義塾大学に合格できるチャンスも十分あるということです。

このような考え方もできるのではないですか?現地で、日本の高校受験勉強をしにくい環境にある人は、英語を鍛え、現地校の成績を上げて帰国し、ICU、学芸大付属大泉、桐朋女子、成蹊、都立国際などに進学した後、大学受験でがんばるという手は、悪くないと思いますよ。現地の生活もよりエンジョイできるのではないでしょうか。

この考え方からすれば、あなたの場合は、家族一緒で帰国し、編入試験でいずれかの学校に進学すると良いと思いますよ。

Q6
びっくりしました。今まで、高校受験のことしか考えられませんでした。そのために先に帰国する可能性のほうが高いし、得策だと、心の中ではほぼ決め付けていました。でも、今のお話で、もう一度じっくり考えることにします。もっと長い目で見てみたいと思います。ありがとうございました。